世界大百科事典(旧版)内のAesculusの言及
【トチノキ(栃∥橡)】より
…7枚の小葉からなる大型の掌状複葉と白い大きな円錐花序をつけるトチノキ科の落葉高木で,庭園樹,街路樹として植えられる(イラスト)。ときに高さ35m,直径4mにも達し,幹の樹皮は黒紫褐色で外層がはがれると波状の紋様が現れる。枝は太く張って広い樹冠をなし,小枝の先の冬芽は樹脂に覆われて粘る。葉は長い葉柄で対生し,小葉は5~7枚,柄がなく倒披針形で,縁に鈍い鋸歯があり,中央のものが最も大きく長さ25~40cmになる。…
※「Aesculus」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」