CVCCエンジン(読み)しーぶいしーしーえんじん

日本の自動車技術240選 「CVCCエンジン」の解説

CVCCエンジン

アメリカマスキー法(70年12月発効)を後処理(触媒等)無しでクリアできる最初エンジンとして米環境保護庁(EPA)より認められた複合渦流調速燃焼方式。(CVCC)保管場所ホンダコレクションホール (〒321-3597 栃木県芳賀郡茂木町大字桧山 120-1 ツインリンクもてぎ内)
製作(製造)年1973
製作者(社)本田技研工業株式会社
資料の種類量産車
現状展示(動態)・公開
会社名本田技研工業株式会社
実物所在ホンダコレクションルーム
製作開始年1973
シリンダ配列・数直4
サイクル/冷却方式/水冷
弁型式/数SOHC/吸2 排1
総排気量1488
内径×行程74.0×86.5
最高出力63/5500
特徴マスキー法認定世界初
その他事項車名:CVCCエンジン;気化器:1;排気浄化:複合渦流調速燃焼方式;燃費率:17(60);

出典 社団法人自動車技術会日本の自動車技術240選について 情報

世界大百科事典(旧版)内のCVCCエンジンの言及

【本田技研工業[株]】より

…その後,ホンダN360(1967),ホンダシビック(1972),ホンダシティ(1981)などユニークな車をつぎつぎに発表した。また1972年には排ガス規制に対応したCVCCエンジンを開発,公表したが,これはアメリカのいわゆるマスキー法による75年排ガス規制に合格した世界最初のエンジンである。また海外事業にも力を入れ,82年11月にアメリカ,オハイオ州の四輪車工場が操業を開始した。…

※「CVCCエンジン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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