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FATファイルシステム ふぁっとふぁいるしすてむ

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

FATファイルシステム

MS-DOSにおけるブロックデバイス(フロッピーディスク、ハードディスク)上のファイルを管理するためのしくみ。ユーザーが論理的に扱うファイルやディレクトリを、実際の物理的なディスク上に対応させ、ファイルやディレクトリ自体を構成する体系をファイルシステムと呼ぶ。MS-DOSのファイルシステムは、ディレクトリエントリとFAT(File Allocation Table)という情報によって管理されている。 MS-DOSでは、ファイルのアクセスはセクタ単位で行なわれるが、ファイルに対してディスク上の物理セクタを割り当てる場合、セクタではなく、クラスタと呼ばれる単位で割り当てを行なう。1クラスタは、物理セクタの2のべき乗倍となるように、ディスクの種別や容量によって決まっている。 ファイルはクラスタを単位として構成されているが、クラスタのディスク上の物理的な位置は常に連続しているわけではない。そのため、FATによってそれらのクラスタがどのような順につながって、1つのファイルを構成しているかが管理されている。FATの各エントリは、ディスクの各クラスタと1対1に対応しており、該当するクラスタの使用状況を表わしている。ファイルの開始クラスタは、ファイル名やファイルのサイズとともにディレクトリエントリに記録されており、その次のクラスタを指しているのは、最初のクラスタに対応するFATのエントリの内容である。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

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