FAT(読み)ファット

デジタル大辞泉 「FAT」の意味・読み・例文・類語

ファット【FAT】[file allocation table]

file allocation table》米国マイクロソフト社のオペレーティングシステムで採用しているファイル管理システム

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IT用語がわかる辞典 「FAT」の解説

ファット【FAT】

マイクロソフトのオペレーティングシステム「Windows」が採用するファイルシステム総称。単に「FAT」という場合にはFAT16を指すことが多い。ハードディスクの大容量化に伴い、高性能化したFAT32や多機能化したNTFSも開発された。◇「file allocation table」の頭文字から。「FATファイルシステム」ともいう。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「FAT」の解説

FAT

WindowsやMS-DOSなどで利用されるファイルシステムである「FATファイルシステム」の通称本来は、ハードディスクのどのクラスターにどのファイルが格納されているかといった情報を保存する領域のことを指す。FATは本でいう索引のようなもので、ファイルへのアクセス要求があった場合、FATを参照してファイルの格納場所を調べてから、実際のファイルにアクセスする。MS-DOS、Windows 3.1で使用されていたものがFAT16で、ファイルを16ビットで管理する。Windows 95 OSR2以降 、同98、同Meで使用されていたものがFAT32で、ファイル管理は32ビットに拡張され、ディスクの利用効率が高くなっている。また、マイクロソフト社が主にフラッシュドライブやリムーバブルメディア向けに開発したファイルシステムに「exFAT」 (Extended FAT) がある。

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パソコンで困ったときに開く本 「FAT」の解説

FAT

ウィンドウズパソコンで、ハードディスクやUSBメモリーにデータを記録する方式(フォーマット形式)の名称です。ディスクのどこに何のファイルがあるかを示すデータ「ファイル・アロケーション・テーブル」を使ってファイルを読み書きすることから付いた名称です。古いパソコンでは全般にFAT16という方式が使われていましたが、現在はUSBメモリーや外付けハードディスクでFAT32とexFATの2方式が利用されます。内蔵ハードディスクではNTFSが主流で、外付けハードディスクでも利用されることがあります。CDDVDなどでは別の記録方式が利用されます。
⇨NTFS、UDF、フォーマット

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

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