Grubenmann,J.(英語表記)GrubenmannJ

世界大百科事典(旧版)内のGrubenmann,J.の言及

【トラス】より

… 何本かの木材を組み合わせた骨組みを最初に用いたのは16世紀イタリアの建築家A.パラディオであったが,その工法は一般には普及せず,建物などに使われるようになったのは18世紀に入ってからである。初めて橋桁にトラスを用いたトラス橋を架けたのはスイスのグルベンマン兄弟Johannes Grubenmann,Hans Ulrich G.で,18世紀中期にライン川上流などに支間長50mを超える木造トラス橋をいくつか建設している。その最大はチューリヒ郊外の119mの支間長の橋と伝えられているが,事実とすれば古今を通じ最大の木造トラスである。…

【橋】より

…1604年完成のパリ,セーヌ川のヌフ橋(ポン・ヌフPont Neuf)はその代表的な例である。棒状部材を組み立てたトラスは,このころイタリアのA.パラディオにより考案されたが,実際に初のトラス橋をつくったのは1757年,スイスの大工グルベンマン兄弟Hans Ulrick & Johannes Grubenmannで,彼らはその後もライン川に支間100mを超す木造トラス橋を架けている。 産業革命を契機として,橋の材料も人工の鉄が大量に使えるようになり,1779年イングランド,セバーン川の上流に世界初の鉄の橋コールブルックデール橋が建設された。…

※「Grubenmann,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android