深度帯(読み)しんどたい(その他表記)depth zone

岩石学辞典 「深度帯」の解説

深度帯

グルーベンマンは変成岩分類温度圧力を考え,結晶片岩を物理化学的に取り扱った[Grubenmann : 1907].変成作用を地球の深さによって,エピ帯epizone),メソ帯mesozone),カタ帯(katazone)と分類したものである[Becke : 1903, Grubenmann & Niggli : 1924].グルーベンマンの帯は深度帯の意味があり,この場合の帯は群としての名称である.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android