解析変成作用(読み)かいせきへんせいさよう(その他表記)katamorphism

岩石学辞典 「解析変成作用」の解説

解析変成作用

ヴァン・ハイスは広義の変成作用をカタモルフィズム(katamorphism)とアナモルフィズム(anamorphism)に分けた.カタモルフィズムは表層部付近で起こるもので,岩石の風化作用と膠結作用が含まれる.このような岩石の風化作用および膠結作用による変質作用では,複雑な鉱物類から簡単な化合物が形成されることが特徴的な変化である[Van Hise : 1904].ギリシャ語のkataは下から,morpheは形の意味.岩石学で接頭語としてのkataの使い方は混乱しており,ヴァン・ハイスおよびリースとミードは地表の風化帯および膠結帯としたが,ベッケはkataを風化帯より深い場所の作用に用い,グルーベンマンは応力や圧力が最も強いものをkataとしている[Van Hise : 1904, Leith & Mead : 1915, Becke : 1904, 1913, Grubenmann : 1910, Grubenmann & Niggli : 1924].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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