STARコンピューター(読み)すたーこんぴゅーたー

世界大百科事典(旧版)内のSTARコンピューターの言及

【フォールトトレラントシステム】より

…フォールトトレラントシステムの代表的な応用分野としては,(1)銀行のオンラインシステム,航空券発券業務,電話交換機などのように非常に高いアベイラビリティが要求される分野,(2)宇宙ステーションや無人制御システムなどのように非常に長い平均故障寿命(MTTF)が要求される分野,(3)航空機,列車制御のように与えられた任務時間に非常に高い信頼度が要求される分野などがある。 これまでのフォールトトレラントシステムの例として,1960年代に米国JPLで開発された人工衛星用システムSTARコンピューター,1970年代にARPAネットワークのパケット中継用コンピューターとして開発されたPluribus,日本で実用化された鉄道システムCOMTRACなどが有名である。また,1980年前後にタンデム社からNonStopシステムが,ストラータス社からStratus/32が,それぞれオンライン・トランザクション処理用の高信頼化コンピューターとして商用化された。…

※「STARコンピューター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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