Santos Dumont,A.(英語表記)SantosDumontA

世界大百科事典(旧版)内のSantos Dumont,A.の言及

【飛行機】より


[ライトを追い越したフランス勢]
 空飛ぶ乗物に関しては,熱気球(1783,モンゴルフィエ兄弟),水素気球(1783,シャルル),落下傘(1797,ガルヌラン),飛行船(1852,ジファール)と“世界最初”を独占してきたフランスも,飛行機に関してはライト兄弟のアメリカに後れをとってしまった。フランスで初めて飛行機が飛んだのは1906年で,それもパリ在住のブラジル人,サントス・デュモンAlberto Santos Dumont(1873‐1932)によるものであった。しかし,フランスは研究者の層が厚く,19世紀末から多くの研究者が独自の発想で飛行機の研究に取り組んでいたので,その研究成果が1908年ころから一斉に開花して,性能の優れた飛行機が次々に現れた。…

※「Santos Dumont,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android