世界大百科事典(旧版)内の‘aṣabaの言及
【相続】より
…なお,ムスリムについては下述のイスラムの相続を参照。【山崎 利男】
【イスラム】
イスラム以前のアラビアの部族社会では,戦力とならない幼児や女性の人格は認められなかったから,相続に関与できるのは家族を守る義務をもった父系男性親族(アサバ‘aṣaba)のみに限られていた。 ムハンマドはこの部族社会に根ざした相続に幾多の改革を加えた。…
※「‘aṣaba」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」