世界大百科事典(旧版)内のAkhaの言及
【ハニ族(哈尼族)】より
…すなわち,紅河ハニ族イ族自治州に分布する〈ハニ〉系,墨江を中心とする思茅地区の〈ピヨ(碧約)〉系,〈ホニ(豪尼)〉系,シーサンパンナ(西双版納)地区の〈アイニー(僾尼)〉系である。なお東南アジアに南下した一派はアカAkha族として知られている。歴史的には3世紀の〈和夷〉や唐・宋時代に現れた烏蛮の一派〈和蛮〉にその系譜をたどりうると思われるが,大理国(937‐1254)の時代,その地で勢力のあった和蛮は烏蛮三十七蛮部の7部族として紅河地域に台頭し,なかでも因遠部は最強でみずから〈羅槃国〉と称した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」