世界大百科事典(旧版)内のalexinの言及
【補体】より
…脊椎動物の正常血清中に存在する物質で,殺菌性物質として見いだされた。アレキシンalexin(防御素の意)とも呼ばれたが,免疫反応に関与することが明らかになるにつれ,抗体の作用を補完するという意味で補体と呼ばれるようになった。
[補体の働き]
生体内に侵入してきた細菌やウイルスに抗体が反応結合しても,それだけでこの細菌やウイルスが無毒化されることはない。…
※「alexin」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」