世界大百科事典(旧版)内のAlnusの言及
【ハンノキ】より
…湿った土地に生えるカバノキ科の落葉高木(イラスト)。田のあぜなどに植え,これを稲木とする地方も多い。幹は直立し,15mにも達し,樹皮は細かく割れる。葉は卵状長楕円形で,低い鋸歯があり,基部はくさび形で,長さ1~3cmの葉柄がある。冬芽は柄があり,卵形で,最初の葉の葉身と托葉とに包まれている。雄花序は夏に枝の先端に形成される。苞と小苞の内に3花があり,4裂する花被に包まれた4本のめしべからなる。雄花序は冬に伸長し,下垂して開花し,花粉を散らす。…
※「Alnus」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」