世界大百科事典(旧版)内のAlpiniaの言及
【ゲットウ(月桃)】より
…ショウガ科ハナミョウガ属(アルピニア属Alpinia)に属する花の美しい多年草。ハナミョウガ属は旧世界の熱帯に150種を産し,このうち日本にもハナミョウガなど数種があり,また観賞用に栽植されるものも20種ほどある。ゲットウは高さ3mに達し,茎が株立ち,長さ60~80cmの披針形の葉を互生し,茎頂部から穂状に花が下垂してつく。花は白く肉質で,唇状の花弁の縁は黄色くその縁に赤色の斑点が入る。キフゲットウcv.Variegataはゲットウの斑(ふ)入品種で葉の両側に黄色の斜線模様が入り,この葉は生花用に八丈島で栽培されている。…
※「Alpinia」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」