世界大百科事典(旧版)内のbeataの言及
【聖人】より
…もと自然に発生した習慣だっただけに聖人認定の手続も定かでなく,死体が腐朽しないことだけでも聖性を証すると考えられ,せいぜい司教が認定するのみであったが,12世紀から新聖人認定権は教皇庁の独占するところとなり,列聖の手続や儀式も整った。17世紀には一段下の聖性をもつ福者beatus,beataの位階も設けられた。ルター以下,宗教改革者たちは一様に聖人崇拝に反対した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」