…1590年からマントバ公の宮廷にビオラ奏者として仕え,1601年には楽長になった。マントバ時代の作品には《マドリガーレ集》第3~5巻(1592,1603,05),オペラ《オルフェオ》(1607),《アリアンナ》(1608),教会作品《聖母マリアの夕べの祈り》(1610)などがある。これらの作品には通奏低音,ホモフォニー,自由な和声進行,大胆な不協和音,表現的なレチタティーボ,壮麗なコンチェルタート(声と楽器,あるいは声同士,楽器同士を対比的に掛け合わせる技法),楽器の豊富な使用など多くの新しい音楽の特徴がみられ,彼の音楽が劇的表現に満ちたバロックへと足を踏み入れたことを示している。…
※「聖母マリアの夕べの祈り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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