世界大百科事典(旧版)内の《Cécile》の言及
【コンスタン】より
…やがて許されて帰国し,1819年代議士に選ばれ,その後は自由主義派の政治家として活躍,30年七月革命に際してはルイ・フィリップの王政成立に協力し,参事院立法部長に任じられるが,同年末没した。第2次大戦後発見された《セシルCécile》(1951)は,2人目の妻となったシャルロット・ド・アルダンベールをモデルにし,彼女と知り合ったのちもスタール夫人との関係を断ち切れず,結婚の決意をするまでに15年も要した経緯を忠実にたどった自伝小説である。他に未完の《宗教論》(1824‐30),多くの政治論,日記等がある。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」