世界大百科事典(旧版)内のcanzonaの言及
【カンツォーネ】より
…リュートや鍵盤楽器の独奏曲と,合奏用のものに大別され,前者はフーガの,後者はソナタの母胎となった。この種の曲はカンツォーナcanzonaと呼ばれていることが多い。(3)18~19世紀の抒情的な歌(モーツァルトの《フィガロの結婚》のケルビーノのアリア〈恋の悩み知る君は〉など)や同様の性格のゆるやかな器楽曲をいう(一つの楽章のこともある)。…
※「canzona」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」