世界大百科事典(旧版)内のChlorophytumの言及
【オリヅルラン】より
…南アフリカ原産のユリ科の多年草(イラスト)。和名は,葉の間から出る匍匐(ほふく)枝の先につく子株の葉の姿が,折鶴に似るところから名づけられた。オリヅルランはランという名がついても,ラン科の植物ではない。つり鉢として観賞上,人気がある。葉は細長く濃緑で,短い茎の株もとから四方へ20~40枚が広がる。小さな白い花が長い花茎の先につき,春から夏にかけて咲くが,目だたない。葉間から匍匐枝を出し,その先端部に新苗をつけ,気根をのばし,盛んに栄養繁殖をする。…
※「Chlorophytum」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」