世界大百科事典(旧版)内のConférencediplomatiqueduMètreの言及
【メートル条約】より
…すなわち,国際メートル委員会に常置委員会を設けること,メートル委員会のためのフランスの組織であるフランス部会が,この常置委員会の協力を得てメートル法の国際原器と各国用の原器を作ることおよび原器の仕様,国際原器を維持する国際度量衡局を設立すること,またそのために必要な条約を締結するよう各国に働きかけることなどである。その常置委員会が設けられ,活動を開始したが,原器の製作費用と膨大な比較測定の実施に関して国際会議を招集するよう要請したため,フランス政府は75年3月にメートル法外交官会議Conférence diplomatique du Mètreを招集した。その会議には20ヵ国が参加したが,会議最終日の5月20日,パリにおいてメートル条約が調印され,翌年初めに発効した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」