世界大百科事典(旧版)内の《Daśakumāracarita》の言及
【ダンディン】より
…生没年不詳。伝記は明らかでないが,散文の伝奇小説《ダシャクマーラチャリタDaśakumāracarita(十王子物語)》の作者として名高い。この物語は10人の貴公子たちの冒険奇談を主題とし,興味深い多くの挿話を含み,中世インドの社会状態を詳しく描写しているので,風俗小説とか悪党小説などとよばれている。…
※「《Daśakumāracarita》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」