世界大百科事典(旧版)内のDyasの言及
【二畳紀】より
…1841年R.I.マーチソンは,ロシアのウラル山脈西部のペルム地方によく発達する石灰岩,砂岩,泥灰岩,レキ岩などよりなる地層群をペルム系と名付けた。同時代の地層はドイツでは赤底統と苦灰統の2層になっていて,J.マルコウ(1859)以来ダイアスDyasと呼ばれ,二畳系はこの訳語である。時代を示す術語としては,日本では二畳紀の方がペルム紀より古くから用いられている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」