EELS(読み)いーいーえるえす

世界大百科事典(旧版)内のEELSの言及

【電子分光】より

…前者の過程による電子の分光を電子衝撃分光electron impact spectroscopy(略称EIS),後者の過程による電子の分光をオージェ電子分光Auger electron spectroscopy(略称AES)という。EISではあてた電子(一次電子)よりエネルギーの低い放出電子(二次電子)に着目するので,電子エネルギー損失分光electron energy loss spectroscopy(略称EELS)という名称も使われる。イオン(おもに希ガスイオン)をあてる方法をイオン中和分光ion neutralization spectroscopy(略称INS),励起原子(おもに希ガスの準安定励起原子)による方法をペニングイオン化電子分光Penning ionization electron spectroscopy(略称PIES)という。…

※「EELS」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android