世界大百科事典(旧版)内のepitopeの言及
【抗原】より
… 抗原のこのような機能は抗原分子全体にあるのではなく,その限定された部位がもつ化学的・立体的構造との関連が深い。このような部分を決定群(基)またはエピトープepitopeと呼び,多くの場合,分子量500~1000で4×2×1nmくらいの大きさをもち,タンパク質抗原ではアミノ酸5~8個,多糖体抗原なら単糖5~6個くらいの大きさからなる。
[抗原特異性とその基盤]
特定の抗原の免疫で生体がつくった(または正常動物が少量もつ)抗体または感作リンパ球は,その抗原に特有な決定群とのみ反応する。…
※「epitope」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」