世界大百科事典(旧版)内のerosionの言及
【浸食作用】より
…もとは〈おかし,むしばむ〉の意で侵と書いた。土地に働きかけて地形を変化させる作用(〈地形形成営力〉または〈地形営力〉という)のうち,内部から働く地殻運動や火山活動を内作用,外部から働く風,雨,河川,波などおもに太陽エネルギーに基づく作用を外作用とするが,浸食作用は後者に属する。外作用による地形営力は浸食,運搬,堆積の3作用から成る。浸食と運搬の過程は連結しており,これにより地表の物質は砕かれ,削り取られ,運び去られ,土地は変形させられる。…
【発疹】より
…(1)表皮剝離(はくり)excoriation ひっかいたりしたあとの線状の表皮の浅い欠損。(2)糜爛(びらん)erosion 皮膚の欠損が表皮内にとどまるもので,表皮内水疱が破れたあとのただれた状態をいう。欠損部は表皮が再生して,瘢痕(はんこん)を残すことなく治る。…
※「erosion」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」