世界大百科事典(旧版)内のEumecesの言及
【トカゲ(蜥蜴)】より
…広義にはトカゲ亜目Lacertiliaに属する爬虫類を指し,英名でlizardと呼ばれ,上記のほかイグアナ,ヤモリ,カメレオン,カナヘビ,アガマなどの各科も含まれる。
[形態]
日本でふつうトカゲと呼ばれるものはトカゲ属Eumecesに含まれ,北海道,本州,四国,九州および周辺の離島にニホントカゲE.latisctatus(イラスト)が分布し,伊豆諸島にオカダトカゲE.okadae,南西諸島にはオキナワトカゲE.marginatus,バーバートカゲE.barbouriなど6種が分布する。これらは典型的な〈トカゲ型〉をしており,いずれも形態,生態ともに類似し,種によってわずかに体鱗のようすや数に相違が見られる。…
※「Eumeces」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」