化学辞典 第2版 「f-ブロック元素」の解説
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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…原子の最外部の電子配列は正確に知られていないものが多いが,一般に5fn6s26p67s2または5fn6s26p66d17s2と推定され,5f電子の数が0から14まで増加していく様子は,4f電子が同様に増加するランタノイドとよく似ている。このため,周期表ではランタノイドの下に置かれ,これと一括して〈内部遷移元素〉〈fブロック元素〉などとも呼ばれる。しかし化学的にはより複雑な挙動を示し,表に示すような種々の酸化数の化合物をつくるが,キュリウムCm以下の元素は3価の状態が安定となり,ランタノイドとの類似が著しくなる。…
※「f-ブロック元素」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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