世界大百科事典(旧版)内のfemicの言及
【ノルム】より
…おもなものは,石英SiO2,コランダムAl2O3,長石(正長石KAlSi3O8,アルバイトNaAlSi3O8,アノーサイトCaAl2Si2O8),準長石(ネフェリンNaAlSiO4,リューサイトKAlSi2O6,カリオフィライトKAlSiO4)などである。一方,MgO,FeO,CaOを特徴とする一群のものをフェミックfemic鉱物と呼ぶ(なかにはそれらを含まないものもある)。おもなものは,カンラン石(フォルステライトMg2SiO4,フェアライトFe2SiO4),透輝石(ウォラストナイトCaSiO3,エンスタタイトMgSiO3,フェロシライトFeSiO3),ハイパーシン(エンスタタイト,フェロシライト),磁鉄鉱Fe3O4,イルメナイトFeTiO3,リン灰石3Ca3(PO4)2・CaF2などである。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」