Hausväterbücher(その他表記)Hausvaterbucher

世界大百科事典(旧版)内のHausväterbücherの言及

【家庭教育】より

… 17世紀西欧において,すでに夫婦・子ども中心の小家族が僕婢をも含むものとして成立していたが,その小家族は生産・扶養単位であり,家父がその家政をとりしきるものとまだ考えられていた。したがってその時点までのヨーロッパの家政書Hausväterbücher(〈家父の書〉ともいう)は,家父のためのものであり,生産機能を主とする家共同体を家父がいかにきりまわすかということが中心となっていた。そのような家父の職分の中に,子どもの教育も含まれていたのである。…

※「Hausväterbücher」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android