世界大百科事典(旧版)内のhematocritの言及
【血球】より
…比重の重い赤血球は下層に集まり暗赤色の層をつくり,血液全体の容積の約45%を占める。このような方法で調べた血液量に対する赤血球量の割合をヘマトクリットhematocrit値といい,貧血の診断の一つの指標として用いる。上層の約55%は淡黄色の血漿(けつしよう)であり,赤血球層に連続して血漿層との境界に黄白色の薄い細胞層がみられる。…
※「hematocrit」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」