世界大百科事典(旧版)内のheterogonyの言及
【相対成長】より
…成長における形態の変化を表すもので,D.W.トムソンの著書《生長と形Growth and Form》(1917)に端を発し,イギリスのJ.S.ハクスリーとフランスのテシエG.Teissier(1900‐72)によって一般化された。前者は不等成長heterogony,後者は不調和成長disharmonic growthの語を用いたが,後にアロメトリーallometry(異調律,相対成長)に統一された。成長系の二つの部分の大きさxとyの関係は経験的に,y=bxαの式で表されることを,両者が独立に見いだした。…
【ワムシ(輪虫)】より
…長い期間にわたって,このような状態がつづいたり,環境が悪くなると,単数の染色体をもった卵が生じ,交尾により受精して厚い殻をもった耐久卵になって何ヵ月間も休眠状態を過ごすことができる。このような単為生殖と両性生殖を交互に繰り返す生殖法をヘテロゴニーheterogonyという。耐久卵が孵化(ふか)すると雌になって再び単為生殖を繰り返す。…
※「heterogony」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」