世界大百科事典(旧版)内のhilumの言及
【発芽】より
…種子の表面はクチクラなどでおおわれていることが多い。水は表面全体から吸われるのではなく,おもに胚の付近または種子がもと胎座についていた部分(へそhilum)から入っていく。発芽過程の最初の段階,すなわち胚が細胞の増殖を伴って生長を始めるより前の発芽の始動期は吸水期imbibition periodと呼ばれ,多くの場合種子胚の吸水は次の三つの時期に分けられる。…
※「hilum」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」