(読み)ヘソ

デジタル大辞泉の解説

へそ【×臍】

腹の中心にある小さなくぼみ。へその緒のとれた跡で、胎児のときはこれを通じて栄養などが胎盤から循環していた。ほぞ。
ものの表面の中央部にある小さなくぼみやでっぱり。「あんパンの
物の中央、中心。また、重要な部分。ポイント。「日本列島のにあたる部分」

ほぞ【×臍】

《古くは「ほそ」》
へそ
決心。また、本心。→臍を固める

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

へそ【臍 navel】

臍帯(さいたい)(俗にいう〈へその緒〉)が胎児に付着していた部分,すなわち臍輪の跡。臍帯は臍輪によって輪ゴムのようにとりまかれているが,生後日がたつにつれて,その締めつけが強くなり,臍帯の中を走る臍動静脈も閉塞し,結合組織化して,臍帯が脱落する。つまり,へその緒が落ちるのである。臍帯の脱落後,臍動静脈の断端部は周囲組織とともに縮小し瘢痕(はんこん)化し,いっそう狭まった臍輪の中に,こけしの首のようにはまりこみ,その上を皮膚がおおう。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

へそ【臍】

腹部の中央にある、臍の緒のとれたあと。大人は普通、穴のようにへこんでいる。ほぞ。臍窩さいか
物の中央にある、突起または陥没した部分。 「あんパンの-」
石臼いしうす・重ね家具などの重なりの部分にある小さな突起。
物の中央にあたる部分。また、最も重要な部分。中心。ポイント。 「日本の-」 「文章に-がない」

ほぞ【臍】

〔古くは「ほそ」〕
へそ。
心の中。本心。決心。 → ほぞの緒
[句項目] 臍を固める 臍を噬む

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

臍の関連情報