世界大百科事典(旧版)内のhummockの言及
【海氷】より
…ひと冬で生長できる平たんな海氷の厚さは,北海道のオホーツク海岸で40cmくらい,オホーツク海北部で1.2mくらい,北極海で2mくらいである。海氷はその面積に比べると極めて薄いから,強い風が吹くと割れたり氷が積み重なったりして氷丘脈や氷丘hummockをつくる。北極海の氷丘は厚さが40mにも達する。…
【湿原】より
…微地形により地下水位が異なることが一因となってこの植物の分布が決められていることが知られている。ミズゴケ類でもり上がった小凸地hummock(ブルト)には,レンゲツツジ,ヒメシャクナゲ,ノリウツギなどの低木や,ヤマドリゼンマイ,ヌマガヤなどが生育する。小凹地hollow(シュレンケ)や湛水(たんすい)シュレンケpoolには,ミカヅキグサ,ヤチスギラン,ホロムイソウなどや,ハリミズゴケ,ウツクシミズゴケなどの半水生のミズゴケが生育する。…
※「hummock」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」