世界大百科事典(旧版)内のIronsidesの言及
【クロムウェル】より
… 42年第1次内乱が勃発すると,自らの騎兵隊を率いて議会軍に参加し,エッジヒルの戦で功をあげ,さらにピューリタニズムに基づく規律と戦闘意欲に秀でた騎兵連隊を編成し,各地で戦勝を収めて,劣勢にあった議会軍のために気をはいた。44年マンチェスター伯のもとで東部連合軍副司令官となり,マーストン・ムアの戦勝によって,その部隊は〈鉄騎隊Ironsides〉とよばれた。以後国王に対して徹底抗戦を主張する独立派のリーダーとして,マンチェスター伯ら長老派の妥協的な戦闘指導を批判し,議会軍の改革を主張した。…
【鉄】より
…マルスとの関連から,占星術では鉄は火星と結びつけられる。なお,〈アイアンサイドIronsides〉とはO.クロムウェルの率いた〈鉄騎兵〉の俗称で,今日では敵の攻撃をはね返す豪勇の兵士や戦艦の代名詞になっている。また,若い女性をかたどり,中に釘が植えられている有名な中世の拷問具は〈鉄の処女Iron Maiden〉の名で知られる。…
※「Ironsides」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」