世界大百科事典(旧版)内のISM周波帯の言及
【高周波加熱】より
…装置は,電力発振機器,被熱物をいれるるつぼ,炉ないしコイル(誘導加熱),または電極板(誘電加熱)などによって構成される。10MHz程度以上の周波数帯域(前述よりさらに高い周波数も含む)の特定の利用周波は,とくにISM(industry,science,medicineの頭文字をとったもの)周波帯といわれ,これらの目的に利用周波数が割り当てられている。しかし発振周波数が定格周波の近傍で動揺したり,また定格周波の高調波分があわせて発振,外界に放射されると,無線通信で使用する電波の周波数と一致し,通信妨害を与える可能性がある。…
※「ISM周波帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」