世界大百科事典(旧版)内のJarīrの言及
【アラブ文学】より
…政治詩ではイスラムはもとより,そのなかでもウマイヤ朝,シーア派,ハワーリジュ派などをそれぞれ支持する詩人が輩出した。これらのなかで重要なのはアフタルal‐Akhṭal(640ころ‐710),ファラズダクal‐Farazdaq(640ころ‐732ころ),およびジャリールJarīr(?‐733ころ)である。3人ともウマイヤ家の保護のもとにジャーヒリーヤの部族主義的な手法を用いて政争にかかわった。…
※「Jarīr」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」