世界大百科事典(旧版)内のLANDSATの言及
【地質調査】より
…航空機に磁力計を積みこんで磁力探査を行うこともある。さらに広い範囲を一望できて地質構造や地質系統の予察に貢献できるという点では,ランドサット(LANDSAT)をあげねばなるまい。ランドサットはリモートセンシングの技術を応用した地球観測衛星で,地上約900kmの宇宙から,連続的に185km×185kmの範囲を一望し,その画像データを地上局に送信する。…
【リモートセンシング】より
… 一方,陸域観測用衛星では分解能が生命で,緻密(ちみつ)な地表観測が要求される。NASAによる陸域衛星であるランドサット(LANDSAT)計画は1972年の1号打上げにより開始された。用いられたセンサーMSSは4バンド(0.4~1.1μmを4分割),地表分解能80mで,その映像は約900kmの超高度からとは思えないほど鮮明であった。…
※「LANDSAT」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」