世界大百科事典(旧版)内のlapiésの言及
【カルスト地形】より
… 石灰岩の露頭には,雨水や地表流による溶食作用によってさまざまの微地形が刻まれる。溝状の微地形をドイツ語でカレンKarren,フランス語でラピエlapiésといい,このカレンの景観が広く見られる原野を,ドイツ語でカレンフェルトKarrenfeldという。もっとも普通に見られるものは,条溝型カレンや水溝型カレンと名づけられるもので,ある程度傾斜した石灰岩の表面に,平行に並ぶ浅い溶食条溝が刻まれ,さらにそれが深い溶食水溝に発達する。…
※「lapiés」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」