世界大百科事典(旧版)内のliveryの言及
【制服】より
… 中世ではキリスト教の普及とともに聖職者の僧服,祭服が決められており,また騎士階級も紋章を入れた衣服(紋章衣)をつけるなど,他の身分と区別するための服装にしたがっていた。14世紀の王侯貴族は,家臣や使用人に他家と識別し,奢侈(しやし)をいましめるため衣服,かぶりもの,衿,記章などに紋章を入れた仕着liveryを与えていた。これらは彼らの労働への報酬でもあった。…
※「livery」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」