世界大百科事典(旧版)内のLoxogrammeの言及
【サジラン】より
…ウラボシ科の着生常緑多年生シダ植物。単葉でへら形の葉形から,この名がある。根茎は細く,やや長くはい,まばらに葉を出す。葉身は倒披針形で,長さ15~40cm,先端は漸尖する。葉面の下部は中肋に流れ,葉柄はごく短く,黒褐色に色づく。基部に淡灰色の鱗片がある。葉はやや厚く,革質に近くて,葉脈は表面では見えないが,網状に結合し,まばらに遊離脈が含まれる。胞子囊群は線形で,中肋と15~25度の鋭角でつく。包膜はない。…
※「Loxogramme」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」