世界大百科事典(旧版)内のLycopsidaの言及
【小葉植物】より
…ヒカゲノカズラ類Lycopsida(英名lycopods),石松(せきしよう)綱などともいう。シダ植物(無種子維管束植物)のうち,小葉性の葉をもった植物群で,現生にはヒカゲノカズラ属,イワヒバ属,ミズニラ属など5属があり,古生代に繁茂した鱗木(りんぼく)や蘆木(ろぼく)なども含まれる。…
【中心柱】より
…中心柱が植物の系統を考える上で重要な形質であることは,19世紀から認められていた。20世紀初頭ジェフリーE.C.Jeffreyがそれまで隠花植物と顕花植物に分けられていた維管束植物を,葉と中心柱の違いによって大葉植物Pteropsidaと小葉植物Lycopsidaに分けて以来,中心柱の構造は維管束植物の分類にとって最も重要な形質と認められるようになった。 最近の知見も加えて中心柱の進化をまとめてみると次のようになる。…
※「Lycopsida」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」