世界大百科事典(旧版)内のLyngbyaの言及
【ユレモ】より
…細胞糸ははげしくゆれ運動をする性質があり,和名はこのことに由来し,学名も〈振れ動く〉の意である。似た藍藻スピルリナは細胞糸がらせん状に巻くことで,フォルミディウムPhormidiumは細胞糸の周囲に粘質物の鞘をもつこと,リングビアLyngbyaは固い鞘をもつことで,それぞれ区別される。海に生育し,ときどき大繁殖して赤潮を起こすトリコデスミウムの体はユレモと同一構造の細胞糸が多数からみ合ってできている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」