世界大百科事典(旧版)内の《Meteōrologica》の言及
【気象学】より
…これは,(1)80kmくらいまでであると大気の成分の構成がほとんど同じであるが,それより高くなると変わってくる,(2)80km以上にある大気の量は,全大気の100万分の1以下できわめて少なく,地上付近の気象にはほとんど影響がない,(3)地上で観測されるいちばん高い雲である夜光雲の高度が80kmくらいである,などによるものである。英語のmeteorologyはギリシアのアリストテレスが前4世紀に書いた《気象学Meteōrologica》に由来しており,非常に古い。一方,日本語の気象学は,明治以後使われるようになった,比較的新しい言葉である。…
※「《Meteōrologica》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」