世界大百科事典(旧版)内のmimosaの言及
【アカシア】より
…ほとんどの種類は常緑性の大高木から小高木で,しばしばとげを有している。日本ではアカシア類をミモザと通称するが,これはイギリスで,フランス南部から切花として輸入されるフサアカシアがミモサmimosaと呼ばれることから来たものである。しかし,植物学的にはオジギソウ属Mimosaがミモサと呼ばれるもので,おしべが4~10本あり,おしべが多数のアカシア属とは区別されるべきものである。…
【オジギソウ】より
…葉にさわると閉じる運動がおもしろく,鉢植えや花壇に植えられるマメ科の多年草(イラスト)。英名はmimosaだが,園芸店でミモザといえばアカシア属のフサアカシアをさすことが多い。葉は互生し,長い柄の先に2~4片の羽状複葉をつけ,振動,接触,火気,アルコールやアンモニアのガスによる刺激を受けると,葉節の基部の膨圧に変化を起こし葉をたたみ閉じて葉柄が下垂するが,時間がたてば回復する。ここから英語でsensitive plantともいう。…
※「mimosa」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」