世界大百科事典(旧版)内のMorpheusの言及
【ニレ(楡)】より
…ギリシア神話では,冥界から妻エウリュディケを連れ戻せなかったオルフェウスが,悲しみに暮れて弾いた竪琴の力でこの世に生じた木とされるほか,ブドウとの関連からディオニュソス(バッコス)の聖木とも考えられた。また夢の神モルフェウスMorpheusとも結びつけられ,その下で眠る者は悪夢に襲われるという。【荒俣 宏】
【ニレ科Ulmaceae】
双子葉植物,約15属200種が北半球温帯から南半球亜熱帯にかけて分布する(図)。…
【ヒュプノス】より
…夜の女神ニュクスの子で,死の神タナトスの兄弟とされる。夢の神モルフェウスMorpheusはその子。有翼の青年で,疲れた人間の額を木の枝で触れるか,角から液体を注いで,人を眠りに誘うと考えられた。…
※「Morpheus」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」