世界大百科事典(旧版)内のorganelleの言及
【細胞小器官】より
…単に細胞器官,あるいはオルガネラと呼ぶこともある。細胞内で一定の機能をもつ機能的・構造的に分化した有機的単位の総称。真核細胞の原形質は生物個体における器官と同じように,複雑で高度な機能を分業分担するため,各部分の形態が特殊に分化して特定の機能を担う有機的単位となっている。 核,ミトコンドリア,葉緑体,小胞体,ゴルジ体,リソソームなどは膜構造によって機能的に分化した細胞小器官であり,中心粒,リボソームなどはタンパク質や核酸の複合集合体が細胞小器官として働いている例である。…
※「organelle」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」