Pārsa(英語表記)Parsa

世界大百科事典(旧版)内のPārsaの言及

【ペルシア】より

…おもに欧米で用いられてきたイランの別称。もともとはアケメネス朝が拠ったイラン南西部の一地方名パールサPārsa(現代ペルシア語ではアラビア語化されたファールスFārsとして残っている)に由来するが,アケメネス朝のイラン高原統一によってイラン全体を含む概念に拡大された。アケメネス朝期のギリシア史家の用いたペルシスPersisが,ラテン語形ペルシアを経て,ヨーロッパに入ったものである。…

【ペルシア帝国】より

…彼らは当時ウルミエ(レザーイエ)湖南西部にいたが,その後ザーグロス山脈を南下し,前7世紀前半にエラムのアンシャン地方に入って定住した。この地はやがて彼らの名にちなんでパールサPārsa(ギリシア語ペルシスPersis,ラテン語ペルシアPersia)と呼ばれた。現在のファールスFārs州である。…

【ペルセポリス】より

…ペルシア帝国の都。ペルセポリスはギリシア人の呼称で,古代ペルシア語名はパールサPārsa。遺跡は現在タフテ・ジャムシードTakht‐e Jamshīd(〈ジャムシードの玉座〉の意)と呼ばれている。…

※「Pārsa」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android