世界大百科事典(旧版)内のPapaverの言及
【ケシ(芥子)】より
…観賞用,薬用に古くから栽培されるケシ科の越年草(イラスト)。東部地中海沿岸から小アジアにかけての地域が原産地で,日本には室町時代に中国あるいはインドから渡来したといわれる。茎は無毛で直立して2m近くになり,全体に粉白をおびる。5月ごろ,径約10cmの大きな美しい花をつける。花は1日開いてしぼみ,純白色を基本に紅色,紫色,絞りなどさまざまな花色の園芸品種がある。2枚の萼片は早落性で,花弁は4枚,おしべは多数。…
※「Papaver」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」