世界大百科事典(旧版)内のPascal,É.の言及
【パスカル】より
…フランスの科学者,宗教思想家,文学者。中部フランスのクレルモン(現在のクレルモン・フェラン)に生まれる。父のエティエンヌ・パスカルÉtienne Pascal(1588‐1651)は税務関係の地方行政官であったが,数学その他の科学にも造詣が深く,当時の教養ある法服貴族の一典型といえる。早く妻を亡くしたエティエンヌは,1631年官を辞して一家でパリに赴き,メルセンヌの主宰する科学アカデミーに出入りするかたわら,子どもの教育に専念する。…
※「Pascal,É.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」